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学生が見たNPO国内活動のリアル

HOPE-JP • Oct 15, 2020

今月はインターンの梅村が担当させていただきます。現在大学に通いつつ、ホープで長期のインターンをしています。大学生が見た、リアルなNPOの顔についてご紹介します。

ホープでインターンを始めるきっかけは、年に一度JICAで行われる「国際協力カレッジ」という国際協力を行うゲストや団体と、興味のある学生~社会人が交流できるイベントに参加したことでした。ホープに携わる前は、海外に行き支援物資を届けたり、学校を作ったり、いわゆる「アクター」として現地で活動することがNPOの主な業務だとイメージしていました。しかし「国際協力カレッジ」でホープに出会い、「アクター」という立場でなくても支援活動に携わる方法があることを知り、日本からできる支援の必要性を感じました。

実際インターンを行うと、現地と直接かかわる活動はありつつも、事務的な業務や「知る」「広める」に特化した活動が主でした。NPOと聞くと華々しく、活発に世界を飛び回るようなイメージをつい抱きがちですが、地道で細かい業務も多く存在します。現地で活動するスタッフの方もいますが、日本でできる活動、日本でしかできない業務があってこその現地での活動であるとインターンを通して感じています。


具体的に取り組んだ業務の一つに、オンラインホープ・ナイトの実施があります。ホープインターナショナル開発機構では毎月、スピーカーの方と共に「ホープ・ナイト」というトークイベントを開催しています。今年は新型コロナウイルスの影響を受け、初めてのホープ・ナイトのオンライン開催を試みました。慣れない中で意見を出し合いつつ、繰り返しリハーサルを行い、試行錯誤で作り上げました。当日は多くの方が参加してくださり、ホープのことを知りたいと思ってくださった方がいたことを大変うれしく思います。それと同時に、国内でできる啓発活動の重要性を強く感じました。ホープ・ナイトが誰かの「きっかけ」になり、支援の輪が広がると幸いです。

オンライン・ホープナイト

インターン生はイベントの他にも、SNSの運営やFacebook投稿用の画像や投稿文の作成、記事の和訳と英訳を主に行っています。啓発活動が主な取り組みです。ホープのことを口にしたり、応援してくれたりする友人が周りにも増えてきました。輪の広がりを日常的に感じています。


あまり目立たない、知られていない活動が、誰かを救い、誰かの笑顔を作っていると日々実感しています。現地だけではできない支援の仕方がホープにはあります。日本から世界に、水と笑顔を届けていきたいです。

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