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祝!設立20周年

ロウェル・シェパード • Feb 10, 2021

なんと、もう20年! ?

2001年2月、当時のヒルトン名古屋のレストラン「ザ・テラス」に集まったのは、カール・ゲッティンガー、ロバート・ローチ、エリック・オルソン・キクチ、マーティン・グリーン、マイケル・ウィーニック、デイビッド・マッケンジーと私の7人でした。

この小さな集まりから始まったホープは、その後何百、何千もの人々が貧困から抜け出し、自立するのを見届けてきました。それはウェブサイトの「ホープの歴史」に書かれている通りですが、その全てがこの小さな友人の輪から始まったと思うと感慨深いものがあります。


この20年の間、人々の優しさ、寛大さ、心の温かさに何度も心打たれました。しかし最も胸に刺さって離れなかったのは、助けもなく、将来の夢や未来を描くことすらできない人々のことでした。

Hope 20 Years

日本国内の活動では常に絆を大切にしてきました。チャリティーディナーは名古屋から始まり、東京、関西へと広がっていきましたが、パーティーというよりもむしろ友人や家族が集まり、テーブルを囲んで食事をしながら世界の実情を知る勉強会とも言うべきものでした。

2020年は皆に苦難をもたらしました。しかしこの禍の中でも私たちは隅に追いやられ、貧困に苦しむ人々を忘れてはなりません。2019年には世界の極度の貧困層(注1)の人々の割合は8.4%に減少し、2020年には8%になることが予想されていましたが、残念なことにコロナ禍で9.4%にまで上昇してしまいました。このような状況で、ホープの活動は以前にも増して必要とされています。

(注1)一日1.90ドル未満で生活する人々

出典:世界銀行2020年10月7日発表

私たちは昨年、自身の健康と安全を守ることを優先しましたが、同時に地球の反対側の問題とも繋がっているのだと再認識させられました。


2020年、事務局長のジェフリー・ベア、スタッフ、理事会は、勇気を持ってありとあらゆる手段を用い、ホープの存続と海外プロジェクトの完遂のために力を尽くしました。今後は求められる支援に確実に応えていけるよう、さらに目標を高くしていかなければなりません。


皆さまの20年間のご支援に心より感謝いたします。しかし今、貧困に苦しむ人々は、これまで以上に私たち、そう、あなたと私を必要としています。

そこで、この20年の節目にみんなで力をあわせ、20周年記念に20万ドル(2000万円)を事業地に送りませんか?エチオピアでは1,800人が安全な水にアクセスできるようになり、手洗いをはじめとした衛生教育を受け、自立した生活への足掛かりを得ることができます。


2千円、2万円、20万円、200万円、2000万円、いくらであっても一人一人の思いが積み重なれば、世界に変化を生むことができます。


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お問い合わせ:info@hope.or.jp


皆さまのご寄付は大切に有効に使わせていただきます。最も支援が必要な人々のために今後とも皆さまのご支援、ご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。


ホープ・インターナショナル開発機構(HOPE-JP)

創立者・理事

ロウェル・シェパード 

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