新年のご挨拶

カンボジア：ビール・ベン地域で新たに水供給事業を実施

2021年は、バカン地域の400世帯を対象とした乾季稲作プロジェクトが完了し、クローセン・ノブ村では184世帯が安全な水にアクセスできる井戸10基を建設しました。2022年は、クラポー・ピークロン村に井戸10基を建設します。水供給と並行し、初めてのクラウドファンディングでいただいた寄付でクローセン・ノブ村での小学校の建設が始まりました。今年も学校建設の実施に向け、クラウドファンディングを計画しています。

エチオピア：南部諸民族州の進歩

ボンケ地区の３郡で実施していた水供給・保健衛生事業は2021年で完了しました。家の近くで安全な水が手に入れられるようになり、住民は水汲みの重労働から解放され、汚れた水の利用が原因だった感染症の罹患率も低下しました。また、家庭にだけでなく学校にも安心して利用できる公衆トイレを建設したことで、住民の衛生環境にも改善が見られました。

オイダ地区では住民19,806人を対象に、女性が積極的に水供給システムの管理に参加する「女性のエンパワーメント」に軸を置いた事業を開始しました。ウバ・ヤンバラ郡とカレ・マロ郡では2021年に水の供給を始めましたが、今でも安全な水を手に入れることができず、子どもの健康状態が悪化し、女性は毎日水汲みに何時間も費やしているベレタ郡とバガラ郡にも2022年に水を届ける予定です。

フィリピン：先住民族の若者への支援

ホープは経済的な理由で高等教育を受けられないフィリピン先住民族の若者に、高等教育を受ける機会を提供しています。今年も引き続き学生たちに奨学金支援を実施します。優秀な若者たちに学ぶ機会を提供してくださった方々に、心より感謝申し上げます。

ホープ事業の詳細はこちらからご覧いただけます。

ホープと一緒に途上国の人々へ支援を届けよう！

名古屋、関西、東京で開催されるホープ・チャリティーディナーは、参加していただいた方々にホープ事業地の現状をお伝えし、途上国で貧困から抜け出したいと願い、奮闘する人々への支援を募ることを目的としたイベントです。ホープと一緒にエチオピア、カンボジア、フィリピンで自立を目指す人々に支援を届けませんか？

イベントでは水供給、教育支援、収入創出支援など、ホープが実施してきた事業を映像でご紹介します。収益は各国での支援活動に役立てられます。

開催日、詳細は決まり次第、ウェブサイトやSNSでお知らせいたします。